バレス・リ・アッシュのつぶやき

名前をモブにすれば匿名で書き込めます

【誹謗中傷問題】木村花選手が追い詰めた誹謗中傷の厳罰化を求める人が多いが、裁判費用を無料化すればいいだけ

誹謗中傷を減らすには?

木村花選手が亡くなった原因と考えられている、SNS上での誹謗中傷の厳罰化を求める人が出てきているが、SNS上での誹謗中傷による厳罰化はベストな考え方ではなく、民法の法整備こそが重要である。
インターネット署名サイトでは木村さんの死を受け「匿名アカウントによる誹謗中傷を撲滅するために、プロバイダ責任制限法の改正と刑事罰化を求めます」と題した署名活動ページが立ち上がった。
『木村花さん死去から一夜明け 悲劇繰り返さない SNS誹謗中傷に法規制を 厳罰化求める声』

現行法では逮捕は出来るが効果は薄い

誹謗中傷による書き込みでの逮捕は名誉棄損罪、侮辱罪があるようだが侮辱罪の量刑は拘留または科料(1000円以上1万円未満)である。
逮捕者は出ているようだが、誹謗中傷が減っている様子は特になく、逮捕ができるレベルの書き込みがそもそも少ないのではないかとも考えられる。 

もし、厳罰化した場合は?

恐らく侮辱罪の厳罰化が考えられるが、もし、侮辱罪を厳罰化した場合は言論の自由が侵害される恐れがある。
例えば、侮辱罪は最高裁判決によると法人も適用できるとされている。
この場合、例えば特定の会社をブラック企業と言った場合、侮辱罪が成立し懲役刑が出る恐れがあり、言論の自由が脅かされてしまう。

訴えることこそが重要

そのため、民法の法整備を行い、裁判を行う敷居を下げることが重要である。書き込み者の特定をしやすくし、裁判コストを下げる。こうすることで、誰でも書き込み者を訴えやすくなり、裁判の結果が判明していくことで、次第にネット全体の誹謗中傷の書き込みが減るだろう。
 
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