バレス・リ・アッシュのつぶやき

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【衛生】次亜塩素酸水は果たして有効?安全性は?科学者同士が真っ向対立!!

研究者たちの実験によると、次亜塩素酸水は新型コロナウイルスを瞬時に不活化させたが、人がいる空間では効果が無い。
安全性は労働安全衛生法を根拠に、0.5ppmまでなら害はないとの考えで、空間噴霧を50ppmの濃度で行い、2メートル離れた地点で、最も数値が高かった床面でも0.02ppmであったと述べた。
 
一方、次亜塩素酸水に反対の立場の科学者は、消毒剤である以上、体に害がないわけがないと反論。さらに、噴霧されたものの濃度と接触時間で有害性は変わる。濃度もまちまちであるため噴霧して吸入してはいけないと述べた。
 
経済産業省がNITEに有効性の検証をしている最中で、結果は6月中に公表予定。
 
『「次亜塩素酸水」の普及目指す団体に、噴霧反対の医師や科学者が苦言 「効くならば...」』
https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/covid-mist-2
 
調べてみると、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは違うと書かれていることが多いが、作り方が次亜塩素酸ナトリウムと塩酸を混ぜて、pHを酸性に調整させたもののようなので、実際には同一のものである。
*(化学的性質、有害性は異なる)

次亜塩素酸ナトリウムはpHによって除菌力が大幅に異なるので、弱酸性で調節しているのだろう。
実は水道水には塩素を添加して、次亜塩素酸を生成させ次亜塩素酸関係の濃度を測って水道水を殺菌していたりする。
水道水の残留塩素基準は下限値0.1ppm、上限値1ppmとなっている。
 
(;´・ω・)人がいると効果が無いんじゃ…
 
 
更新履歴
2020/6/16 *部分追記
2020/6/26 NITEが発表した関連記事を追加