【医療】新型コロナウイルスの後遺症は軽症患者でも高頻度に発症した！！

とうとう一日の感染者数が3000人近くになってきたことから、新型コロナウイルスの危険性の１つ後遺症について考えたい。

新型コロナウイルスの統計では後遺症は軽症者にカウントされるらしく、重症化リスクだけでは判断できないようだ。

後遺症については現在ハッキリしたことは分からないが、世界各国から統計報告がある。

イタリアの報告（143人）
症状出現後約60日間経っても症状が残っている患者は87.4%おり、内訳は32.2%の患者は1～2つの症状で、55.2%の患者は3つ以上の症状が認められた。

フランスの報告（120人）
入院後110日以上経っても疲労（55％）、呼吸困難（42％）、記憶喪失（34％）、集中力低下、睡眠障害（それぞれ28％、30.8％）が残ったという。
新型コロナウイルスに特徴的な症状も嗅覚障害13.3%、味覚障害10.8%が残ったという。

ドイツの報告（100人）
診断後約70日後に血液検査と心臓MRIを実施したところ71%で高感度トロポニンTが検出され、78%に心臓MRIに異常が見られたという。
（トロポニンT：心疾患で上昇する）

別のイタリアの報告
嗅覚・味覚障害は発症から4週間経つと、軽症患者では48.7%（55人）完全に改善し、40.7%（46人）が改善したが、10.6%(12人)は症状が残ったか悪化したという。

『COVID-19 のいわゆる「後遺症」について』

他に脱毛、胸痛、咳、耳鳴りなどもあるという。

現在、日本はGo Toで感染拡大政策を行ったため感染拡大が急激に増えつつある。菅首相はGo Toを停止するかどうか考えている最中のようだが、今更止めたところで拡大の抑制効果は薄いだろうと思う。

イタリアの報告は入院期間が平均13.5日（バラツキほぼなし）であったので、軽症患者と考えられる。
新型コロナウイルスは87.4%と多くの軽症患者でも後遺症を発症する可能性があるため、くれぐれも感染しないよう気を付けたい。

(;´･ω･)全員治るかは不明

更新履歴

2021/03/02 URL修正

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