久しぶりの失言
麻生財務相が総裁選で菅首相が不出馬表明に関し、次のように述べた。
「コロナはまがりなりにも収束し、まっとうしたという思いがあったのだと思う。尊重すべき判断だ」
実際の状況を分かっていない可能性
新型コロナの新規感染者数は下がり始めたが、新型コロナは収束しているという状況にはなく、未だ今年の5月の状況にすら戻っていない。
今回のように収束と表現してしまっては、再び国民のコロナに対する警戒が下がり、感染が増大してしまう恐れがある。
内閣の閣僚が新型コロナを広める発言をしてしまっては、折角新規感染者数が下がってきたのに、これまでの感染拡大防止策の努力が意味をなさなくなってしまうだろう。