任天堂とコロプラが和解成立した件について
注目の訴訟だったが、結果は和解…
任天堂が特許を侵害されたとして、コロプラを相手取り訴訟を行っていたが、和解が成立したことをコロプラが発表した。
和解内容はコロプラ側が任天堂側に33億円支払うというもの。その他の詳細は不明。
争われていた部分は
特許を侵害されたとして訴えていた該当部分は…
・タッチパネル上で任意の場所をタッチすることで「ジョイスティック」の動きを再現する技術。『白猫』が採用している「ぷにコン」が該当
・陰に隠れたキャラクターのシルエット表現「シルエット表示」
・省電力モードからゲームに復帰する際に確認画面を経由する「スリープモード」
・相互に登録された人とだけ通信対戦が行えるシステム
これらの部分が争われていたわけだが、一見よくある機能のように思えるが、多くの特許は2005年付近に出願されたものなので、特許に必要な進歩性が当時は満たされていたといえるのではないだろうか。
特許は出願から20年間なので、どれももうすぐ切れる特許ばかりだが、上記の理由から敗戦濃厚のコロプラは和解を目指したと考えられる。
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